宅建(宅地建物取引主任者)について
就職活動を有利にするために少し難関といわれる資格を取得することは、かなりの武器になります。
一番のベストは就職を希望する会社に関連する資格を取得することですが、就職まで期間があり、まだ何がしたいか決めかねている学生も沢山います。
そんな方には宅建をお勧めしています。
何故宅建なのか?
それは就職活動時に
・不動産や銀行、生保などの特定の業種では直結する資格になりやすい
・そこそこ難易度が高いので取得したこと自体を「まじめ」という評価を与えやすい
そして資格の取りやすさとして
・大学の講義で民法の部分でかなり内容が似通っている
・大学のエクステンション講座で宅建講座を格安で受講することが出来る
・試験が択一式である
という利点が挙げられます。
でも注意して下さいね。宅建を取得=就職決定ではないですからね。
難易度が高い資格でも、あくまで資格は就職をするための武器の一つでしかありません。
せっかく頑張って資格を取得したのに使い方を間違うと効果は半減します。就職活動を有利にするために取得したのですから、有効に使いましょう。
では就職活動に具体的にどのように利用すればいいのでしょうか?
まずはあなたが、きっちりとした人だということをアピールするのです。宅建は学習をきちんとしないと合格できません。それを合格したのですから普段からきちんとしていることをアピールすればいいですね。
このアピールは資格に絡めなくても全く問題はありません。というよりむしろ絡めないほうがいいでしょう。
私はどちらかというとコツコツタイプなので「毎日2時間宅建の学習をしていました。」なんて言わないで下さいね。
宅建は楽して取れる資格でないことは人事の担当者は分かっていますから・・・。
それよりも
コツコツタイプをアピールするのなら
「風邪をひいた時以外は全ての大学の講義に出ました」とかのほうが格段に優れてます。
その一言で担当者は、だから宅建も合格したんだなと勝手に繋げてくれます。
でもこういったタイプの学生さんが就職活動で完璧かといわれるとそうでもないのです。
こういったタイプの人は重大な欠点が出てしまう人がいるのです。
それは、「まじめだし申し分ないんだけど採用したいと思わないな〜」と感じられることが多いのです。
そう、企業が「あなた」という人材を欲しがらないのです。
一番の原因は面接の受け答えの声や自信度、そしてあなたの面接時の顔の表情などが原因となっています。
企業も色々な人材を欲しがりますので、色々な人が面接に来ます。
資格を持っていなくても別の実績で攻めてくる学生も沢山います。
極論をいいますと、「大学名」と「元気」だけで攻めてくる学生もいるわけです。
でも相手に欲しいを思わせたものが最終的に採用されるんですね。
ここは就職活動の際は注意が必要です。
ではどうすればいいのでしょう?
あなたは学生生活を心から楽しいでいますか?自信をもって楽しんでいるといいきれますか?
就職活動は過ごしてきた学生生活の中身も現れますよ。学生生活を心から楽しめないならば、会社に入ってももっと楽しめないと思われてしまいますよ。